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私たち(JIMMY&PNU)は、目先の勝ち負けで無責任なことは言わないと決めている。
勝って浮かれるのはいいけど、ちょっと負けたからと言って不調の選手をいらないとか下手だとかこき下ろすのは人としていかがなものか。
負けて悔しいのは他ならぬ選手たち。ミスをして夜眠れないほど落ち込むこともあるだろう。そんな時こそ声援を送ってあげたいじゃないか。
監督采配にも文句を言ってすぐに辞めろだなんだと騒ぎ立てる人がいる。たしかに柳下監督のチーム作りや選手起用、采配にはもどかしいこともあるけど、安易にコロコロ監督を替えてチームとして良い結果が出るかな?昨年度の監督交代は本当に低迷していてどうしようもなかったと思うが、今の成績であれば柳下監督を更迭する必要はないと思う。
もちろんどうしようもなく降格危機ということになったら責任を取っていただくしかないのであるが。
しかし、かわりに誰に監督になってもらう?モウリーニョやヒディンクが長期契約で来てくれるわけでもあるまいに。監督交代は結局一時しのぎのショック療法でしかないのだ。
今は我慢の時、長期計画でじっくりチームを作る時期ではないだろうか。
PNUさんとジュビロ磐田を本格的に応援しはじめてもう5年かな。
その間タイトルとは遠ざかってしまったし、昨年は屈辱の入れ替え戦も味わった。
今年も苦しいシーズンが続く。
しかし、ままならないのがサッカーというもの。それを私たちはいやというほど味わったし、さびしさとともに大きな喜びや楽しみも味わって来た。
「サッカーとは人生そのもの。人生におけるすべてのものがサッカーにある」
と言ったのはオシムだったかな。
これからも私たちは人生のいろいろな教訓を教わることだろう。
そしてそれは、高校の偉大な先輩、期待の後輩たちが活躍するジュビロ磐田からなのだ。
他のクラブの試合も楽しむけれど、やっぱりジュビロは母校のように、いちばん大切なクラブであり続けるだろう。
先日、ずっと応援してきたヨシこと太田吉彰選手の退団が発表され、言葉にできない寂しさを感じているところ。
金曜日に大久保グラウンドに行ってヨシに
「さびしいけど、がんばって」
と声をかけてきた。ちょっとはにかんだ表情をみせたヨシ。
いいさ。笑って送ろう。彼の前途に幸あれ。
話は変わって、新しくなった練習後のファンサービス対応はなかなかいいんじゃないかな。
今まではぶら下がり取材を長時間受けて早く帰りたいであろう選手を呼び止めてエリアに来てもらって、写真撮影の際には不安定なフェンス際に登ってもらうなど選手に申し訳ない方式だった。
声をかけたのに来てもらえないと残念だったし、見学の人の中にファンサ対応できない選手をののしる人もいて悲しい気持ちになることも多かった。事情があって早く帰らなければいけない選手もいるだろうに。
今度の方式は練習直後に取材を受ける前に来てもらえるし、出口近くにエリアがあって選手も対応しやすいような気がする。
私たちも練習をがんばっている姿を間近に見られて、選手の気合の入った姿がよくわかるし、サインをしてもらおうと差し出したシャツに汗がポタリ…なんてこともあって本当に身近に選手を感じることができる。
写真をもらう時も足場の悪いところに登ってもらう必要ないし。
これまでのように選手(特に茶野選手)のおしゃれ私服が見られないのは残念だけど、ぜひ長く定着してほしい。
そのためには私たちサポーターのマナーも問われる。
いったい何ができるかという問題はあるけれど、せめて自分はマナー良く、選手が元気になるような言葉をかけてあげられるといいね。
19日のアウェー山形戦、私たちは自宅にて速報サイトで状況を追った。
結果はご存じのとおり3-1で悔しい敗戦。前半3失点でゲームが終わってしまった。
開幕ホームでの記録的大敗からなんとかチームを立て直してお返しを…と意気込んで臨んだ試合であったが、気合が空回りしてしまったようだ。
思えば昨シーズンの最終節大宮戦も、今シーズン開幕戦も、先日のイ・グノ(一時)退団あいさつがあった柏戦も、気合空回りで敗戦しているような気がする。世代交代に苦しむチームのメンタルの弱さか、どうにもうまくいかないものだ。
思えばたたき上げのベテラン選手は秀人(ベンチ)と中山さん(遠征帯同せず)しかいなくなってしまったのか。続く世代にはまだまだ安定感やチームを引っ張る力はないかな…
強いチームには90分持続する集中力とミスをしない技術がある。なんとか会得していってほしいものだ。
柳下監督については前線の整備をお願いしたい。控え選手にFWがいないのはちょっと。あと、基本戦術が前線からの激しいボールの追い込みだと思うのだが、それができる選手がいたかな?前田さんはポストで張っていなければならないし、西君、成岡君はそういうの苦手そうだ。頼みのジウソンが交替したら、もうどうしようもなかったと思う。
監督交代を繰り返して迷走したここ数年の状況はわかっているし、若手を積極的に使うことも評価できる。ここは我慢のしどころだろう。期待されている若者たちの奮起を期待したい。とくに山本脩斗選手。批判の矢面に立たされているし、もしかしたら自信を失いかけていかもしれないが、それを跳ね返す活躍をして見返してほしい。
さて、悔しい敗戦のあと、前半戦最大の功労者イ・グノの復帰が発表された。
移籍に関する迷走は残念で、今月チームにいてくれれば…と思わないでもないが、選手はヨーロッパでプレイしたいに決まっているさ。これは代理人の失態だね。
とりあえず一安心。先述した前線の整備は彼ひとりで補えるだろう。くれぐれもケガをしないでほしい。
しかし同世代のカレン、萬代にはがんばってほしいね。完全に差をつけられているんだから!