土曜も仕事があるツレの帰宅を待ち、試合二時間ちょっと前にヤマハスタジアムに着いた我々だが2005年の雨のセレッソ戦をはるかに越える風雨…
迷わず本部に行ってフリーゾーンのシーチケをメインチケットにランクアップしようとしたものの、皆同じことを考えるものである、屋根のあるメインは全て完売とな…
仕方なく、風雨叩きつける二階席に座る。
レインバイザー+ポンチョに眼鏡を着用していたんだが、眼鏡のレンズはあっという間に水滴で覆われ、レンズを乗り越えてきた雨水が大量に目に入る始末。
まあ私のことはどうでもよいのだが、一応女じゃないですか。日焼け止めとかファンデとか、化粧してるわけじゃないっすか。それが、叩きつける雨でクレンジングされてるような感覚。
だって、常に鼻先から雨のシズクがしたたり落ちているのだよ。
行かなかったアウェーの台風2010フロンターレ戦とどっちがましなのだろうと思いつつ、選手のアップが開始される。水滴のつきまくった眼鏡では、ぼんやりとした緑の上でアップシャツのネイビーが動いているところしか見えない。こりゃあコンタクトレンズにすれば良かったかな、とも思ったが水がシャワーのごとく目の中にまで吹き込む状況では、コンタクトも辛かったろう(実際、甲府の選手は試合中にコンタクトがずれたようだ)。
サポはポンチョを着られるけど、ユニでこの豪風雨の中試合する選手たちが心配だ、風邪を引きませんようになどと思っていたらキックオフ。
とにかく風が強いので、風上の方が有利かと思ったが、前半風下のジュビロがあれよあれよのうちに二点リード。金園選手の二得点で優位にたったのもつかの間、前半のうちにすごいミドルを決められて2−1にされてしまう。
後半は風下の甲府が元気づく。思ったんだけど、この豪風はそんじょそこらの風とはわけが違うほどすごいんで、単純に風上有利、風下不利じゃないみたいだった。だって前半も後半も風下のチームが勢いづいて攻撃していたからね。
莫迦試合になるかと思われたが、危ない場面を川口能活GKが鬼神のセーブで守り抜き、試合が終わってみれば前半のままスコアは動かず。MOMはもちろん活躍した川口選手であった。
ハーフナーマイク選手の大きさはやはり驚異であり、脅威だったな。風があんなに強くなくて、マイク選手をターゲットとした狙い通りの放り込みを甲府ができていれば、もっと苦戦していたことだろう。
余談だがこの日、ポンチョの首の隙間から雨が入り込みパンツまでぐっしょりで、腹を冷やした私胃腸炎になってしまった。まあそれでもジュビロが勝てばハッピーでオールオッケーさ。
携帯カメラが防水じゃなくて試合写真は撮れなかったので、代わりにこないだの天皇杯の日に撮ったバースデージュビロくんと、鳥らしいドングリケーキを。